Vライン形成とは?効果・ダウンタイム・術後の過ごし方も解説
エラの張りや顎先の形が気になり、フェイスライン全体をすっきり整えたいと考える方は少なくありません。
しかし、輪郭の悩みは、骨格・筋肉・脂肪など複数の要因が関わっており、自己判断だけで適した方法を見極めるのは難しいものです。
そこで本記事では、Vライン形成の施術内容や期待できる効果、ダウンタイムやリスク、他の輪郭施術との違いまで、順を追って解説します。
「Vライン形成」とはどんな整形手術?
Vライン形成は、下顎の輪郭全体を整える骨切り手術です。ここでは、Vライン形成の定義と具体的な施術内容を解説します。
Vライン形成とは
Vライン形成とは、エラ(下顎角)から顎先(オトガイ)にかけて下顎骨を整え、フェイスライン下半分をシャープな印象へ近づける輪郭形成術です。
「顎をVの字に尖らせる手術」という誤解を持たれることがありますが、実際の目的は、顎先からエラまでを連続した滑らかなラインに整えることにあります。
エラだけ、あるいは顎先だけの単独施術では、下顔面のバランスが崩れる場合があるため、下顔面全体のつながりを考えて設計されることが特徴です。
Vライン形成の施術内容
Vライン形成では、エラの骨切り(下顎角形成)と顎先のオトガイ形成などを組み合わせて、下顎の輪郭を整えていきます。

切開は口の中から行うため、外側から傷が見えないことが特徴です。また、麻酔は全身麻酔で行います。
手術時間や具体的な術式は、骨格の状態や希望する仕上がりによって異なります。適応や方法は医師の診察と判断が必要です。
Vライン形成で期待できる効果
ここでは、Vライン形成で整えられる悩みと効果の個人差について解説します。
整えられる悩みと効果の個人差
Vライン形成は、エラから顎先にかけての下顎を整えることで、フェイスラインに次のような変化が期待できる施術です。
- エラの張りがやわらぎ、顔の横幅がすっきりした印象に近づく
- 顎の長さや幅、前後の位置が整い、下顔面のバランスが取りやすくなる
- 顎先からエラまで凹凸のない滑らかなラインが整う
- 下顔面のボリュームが抑えられ、シャープな小顔効果が期待できる
骨の形を整える施術ですが、変化の程度や感じ方は骨格や選択する術式によって異なり、すべての方に同じ変化が起こるわけではありません。
効果の感じ方や仕上がりには個人差があります。シミュレーションなどを通じて医師と仕上がりのイメージを共有しておくと、安心につながります。
Vライン形成のダウンタイムや主なリスク
Vライン形成は骨格へアプローチする外科手術のため、一定のダウンタイムとリスクがともないます。
ここでは、回復の目安と仕事復帰の時期、主なリスク・副作用を解説します。
Vライン形成のダウンタイムの目安と過ごし方
Vライン形成後のダウンタイムは、時期によって症状の出方が変わります。
【回復の目安】
- 手術後2〜3日間:もっとも腫れや内出血が強く出る時期
- ~2週間:徐々に症状が落ち着き、人前にも出られるようになる
- ~3か月:完全に落ち着くまでには3か月程度かかる
腫れや内出血の程度、回復のスピードには個人差があります。無理をせず、経過を見ながら過ごすようにしてください。
【術後の過ごし方】
- 食事:術後数日間は流動食やゼリー、おかゆなど柔らかいものから始めます。また、口腔内を清潔に保つため、食後のうがいを徹底しましょう。
- 入浴:手術当日はシャワーのみとし、湯船に浸かるのは腫れを引かせるため数日〜1週間ほど避けてください。
- 固定:術後の腫れを抑え、仕上がりを安定させるために、フェイスバンド等による圧迫固定が必要となる場合があります。
仕事復帰の目安
身体への負担が少ないデスクワークで、周囲に手術のことを知られても理解を得られる環境であれば、術後1〜2週間での復帰が目安となります。
一方、営業や接客業などで、周囲に気づかれずに復帰したい方であれば、1.5~2ヶ月程度が目安となります。
※デスクワークなどの仕事でも、周りに知られたくない場合は営業や接客業と同様の期間が目安です。
※マスクができる環境であれば、周囲から気づかれにくくもなります。
Vライン形成のリスク・副作用
Vライン形成には、次のようなリスクや副作用が生じる可能性があります。
| 腫れ | 左右差 | 内出血 | 感染 |
| 傷痕 | 色素沈着 | 異物反応 | 痛み |
| しびれ | 知覚異常 | 脱毛 | 組織壊死 |
| 顔面神経障害 | アレルギー反応 | ショック反応などの合併症 | |
※症状の現れ方や経過、回復の過程には個人差がある
Vライン形成と他の輪郭施術の違い
Vライン形成は下顎全体を整える施術ですが、似た輪郭施術との違いを理解しておくと、自分に合った方法を選びやすくなります。
| 施術名 | アプローチする部位 | こんなお悩みにおすすめ |
| オトガイ形成術 | 顎先(オトガイ)のみ | 顎の長さ・太さ・前後位置だけを変えたい |
| 下顎角形成術 | エラ(下顎角)のみ | 正面や横から見た際のエラの張りを削りたい |
| Vライン形成術 | エラから顎先まで(下顎全体) | 下顔面全体のゴツゴツ感をなくし、滑らかに細くしたい |
| 輪郭3点 | 頬骨 + エラ + 顎先 | 顔の横幅(頬骨)から下半分まで、全方位の骨格を根本から変えたい |
ここでは、オトガイ形成・エラの施術・輪郭3点との違いを解説します。
オトガイ形成との違い
オトガイ形成は、顎先(オトガイ)を中心に整える施術で、顎の長さや幅、突出感などにアプローチします。
一方のVライン形成は、顎先からエラまで下顎全体を連続したラインとして整える点に違いがあります。
どちらが向いているかは骨格や悩みによって異なるため、自己判断で施術を選ぶのではなく、医師の診察を受けたうえで検討するようにしてください。
エラ(下顎角形成)との違い
Vライン形成とエラの施術(下顎角形成)は、整える範囲に違いがあります。
エラの施術は、張り出した下顎角(エラ)の骨を削る・切ることで、顔の横幅や四角い印象にアプローチする施術です。
一方のVライン形成は、エラだけでなく顎先(オトガイ)まで含めた下顎全体を連続したラインとして整えます。
エラだけを施術すると、相対的に顎先が目立つ場合もあります。そのため、フェイスライン全体のバランスを考えて施術範囲が検討されます。
エラの張りだけが気になるのか、顎先まで含めて下顔面全体を整えたいのかによって、適した施術は変わります。
輪郭3点との違い
輪郭3点は、頬骨・エラ・顎先の3部位に施術を行い、顔の横幅から下半分まで全体の骨格バランスを根本から変える方法です。
これに対してVライン形成は、エラから顎先にかけての下顔面を中心に整える施術である点に違いがあります。
どちらが優れているという性質のものではなく、診察やシミュレーションを通じて、自分に合った方法を医師と確認しておくことが大切です。
Vライン形成で後悔しないためのクリニック選び
Vライン形成は技術差が仕上がりに直結する骨切り手術のため、クリニック選びが結果を大きく左右します。
ここでは、後悔を防ぐために確認しておきたいポイントを解説します。
骨切り手術の執刀経験の豊富さと症例の多様性
クリニックを選ぶ際は、手術件数が多いだけでなく、下顎角形成(エラ削り)とオトガイ形成(顎削り・顎切り)を組み合わせた複合手術の症例を幅広く手掛けているかを確認しておくと安心です。
症例写真を見る際は、正面だけでなく横顔や斜めのラインが滑らかか、エラから顎先にかけて不自然な段差(二次角)が生じていないかまで確認するようにしてください。
細かな仕上がりまで見たうえで、納得のいくカウンセリングを受けることが大切です。
形成外科専門医によるアプローチと3Dシミュレーション
顔面の骨格や筋肉、神経・血管の走行を解剖学的に熟知した形成外科専門医が執刀するかどうかは、安全性と仕上がりを左右する重要なポイントです。
あわせて、CT画像を用いた3Dシミュレーションで、術後の状態を予測・計画できる設備が整っているかもチェックするようにしましょう。
こうした体制が整っているクリニックであれば、骨格に合わせた計画的な施術が期待できます。
5-3.リスクや限界を包み隠さず説明してくれるか
患者様ごとの骨格の限界や、神経麻痺などのリスク、ダウンタイム中のつらさといったデメリットまで、しっかりと説明してくれる医師を選ぶことが大切です。
事前のカウンセリングで疑問や不安を解消し、納得いくまで話し合えるクリニックを選ぶことが、術後の「こんなはずじゃなかった」という後悔を防ぐことにつながります。
カイクリニック東京のVライン形成の症例
カイクリニック東京では、下顎の輪郭に悩みを抱える患者様へ、骨格に合わせた施術をご提供しております。
ここでは、当院で実際に行った症例をご紹介します。
輪郭4点(頬骨セットバック+Vライン形成)

【執刀医】
播摩 光宣
【施術内容・料金】
・輪郭4点(頬骨セットバック+Vライン形成):¥2,970,000
※モニター制度もございますのでお気軽にご相談ください
【リスク・副作用】
腫れ、左右差、内出血、感染、傷痕、色素沈着、痛み、しびれ、知覚異常、骨の偏位、口腔内のひきつれ、顔面神経麻痺、たるみ、アレルギー反応など
Vライン形成

【執刀医】
播摩 光宣
【施術内容・料金】
Vライン形成:¥1,694,000
※モニター制度もございますのでお気軽にご相談ください
【リスク・副作用】
腫れ、左右差、内出血、感染、傷痕、色素沈着、痛み、しびれ、知覚異常、骨の偏位、口腔内のひきつれ、顔面神経麻痺、たるみ、アレルギー反応など
Vライン形成ならカイクリニック東京までご相談ください
Vライン形成は、骨格や悩みによって適した術式が異なるため、まずは自分の状態を正しく把握することが大切です。
カイクリニック東京では、骨切り手術の実績をもとに、形成外科の知見を活かして、患者様一人ひとりの骨格に合わせた診断とご提案を行っております。
CT画像を用いたシミュレーションや、リスク・ダウンタイムを含めた丁寧なカウンセリングを通じて、仕上がりのイメージを共有したうえで施術をご検討いただけます。
エラの張りや顎先の形、フェイスライン全体のバランスにお悩みのある方は、まずはお気軽に当院までご相談ください。
まとめ
Vライン形成は、エラから顎先にかけての下顎を整え、フェイスライン下半分をシャープな印象へ近づける輪郭形成術です。
エラだけ、顎先だけの単独施術では下顔面のバランスが崩れる場合があるため、下顎全体を連続したラインとして設計します。
だからこそ、骨切り手術の経験が豊富で、リスクや限界まで包み隠さず説明してくれるクリニックを選ぶことが、後悔を防ぐことにつながります。
カイクリニック東京では、骨格に合わせたトータルな輪郭形成のご提案を行っております。
Vラインの悩みを解消し、フェイスラインを整えたいとお考えの方は、まずはお気軽に当院までご相談ください。
この記事の監修者
院長 播摩 光宣
所属学会
日本形成外科学会
日本美容外科学会(JSAPS)
称号・資格
日本形成外科学会 専門医
日本美容外科学会(JSAPS)専門医
経歴
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東京大学医学部医学科 卒業
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名戸ヶ谷病院 初期研修医
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東京大学医学部附属病院 形成外科・美容外科 特任臨床医
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東京大学医学部附属病院 形成外科・美容外科 助教
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関東中央病院 形成外科
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東京警察病院 形成外科・美容外科
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加藤クリニックANNEX 院長就任
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カイクリニック東京 院長就任