骨切り手術でたるみは起こる?原因と予防・改善方法を解説
骨切り手術で小顔を目指したいと考えている一方で、術後のたるみが不安で踏み出せない方は少なくありません。
骨を小さくすることで皮膚が余り、かえって老けて見えてしまうのではないかという心配は、多くの検討者が抱える悩みです。たるみは原因を正しく理解し、予防と改善の方法を知っておくことで、対処できる場合があります。
本記事では、骨切り手術でたるみが起こる原因や予防方法、改善するための施術について詳しく解説します。
骨切り手術でたるみは起こる?
骨切り手術のあとに、たるみが起こる場合があります。
ただし、すべての方に必ずたるみが起こるわけではなく、皮膚の状態や年齢、切除する量などによって現れ方には個人差があります。
たるみが気になるかどうかは一人ひとり異なるため、事前のカウンセリングで医師に相談し、ご自身の状態を確認しておくことが大切です。
骨切りでたるみが起こる原因
たるみへの不安を解消するためには、なぜ骨切りでたるみが起こりうるのかを理解しておくことが大切です。
ここでは、たるみが起こる原因を3つの視点から解説します。
皮膚を支える骨が小さくなるため
たるみが起こる大きな要因の一つが、皮膚を支える土台である骨が小さくなることです。
顔の皮膚は、その下にある骨の形に沿って張られています。そのため、骨切りによって土台となる骨が小さくなったり、骨を後ろに移動させると、皮膚を支える面積が減ります。その結果、行き場を失い余った皮膚や脂肪が、たるみとして現れやすくなります。
なお、どの程度影響するかは、もともとの皮膚の状態や施術内容によって異なります。
加齢や皮膚の弾力低下によるもの
もともとの皮膚のたるみやすさや年齢も、術後のたるみに影響する場合があります。
皮膚の弾力は年齢とともに低下する傾向があり、弾力が落ちている状態では、余った皮膚が元の位置に戻りにくくなることがあります。
そのため、同じ施術を受けても、たるみの現れ方には個人差が生じます。
手術によるリガメントの剥離や変化
顔の皮膚や筋肉は、リガメント(維持靭帯)と呼ばれる組織によって、骨にしっかりと繋ぎ止められています。
骨切り手術では、皮膚や筋肉を骨から一時的に剥離する必要があります。術後、剥離した組織が再び癒着する際に、重力の影響で少し下にズレた状態でくっついてしまうことがあり、これがたるみにつながる場合があると考えられます。
骨切り後のたるみを予防・改善する方法
たるみは、事前の準備や施術の組み合わせによって、リスクに配慮できる場合があります。適した方法は、たるみの程度や皮膚の状態、年齢によって異なります。
ここでは、予防のために検討したい方法をご紹介します。
施術前にカウンセリングでリスクを確認する
たるみに配慮するうえで、まず大切になるのが事前のリスク確認です。
たるみが起こりやすいとされる皮膚の状態や年齢を踏まえ、骨切りが向いているか、たるみ対策を併用したほうがよいかを事前に判断しておくことが大切です。
適応の判断には医師による診察が必要となるため、カウンセリングで骨格や皮膚の状態をしっかり確認してもらうことをおすすめします。
たるみ改善の施術を受ける場合は期間を空ける
たるみ改善の施術を追加する場合は、施術を受けるタイミングにも配慮が必要です。
骨切り手術の直後は組織のダメージが残っているため、糸リフトやHIFUを追加すると、かえって治癒の妨げになる場合があります。一般的には術後3〜6ヶ月以上の期間を空けることが推奨されるため、骨切りやたるみ治療の経験がある医師に直接相談するようにしてください。
また、骨切り後のたるみを防ぐためには、施術直後の確実な固定が極めて重要になります。
カイクリニック東京では、手術によって一時的に剥離された組織が、重力で下にズレた状態で再癒着するのを防ぐため、肌色や茶色の医療用テープを用いて、組織を上方に引き上げた状態でしっかりとテーピング固定を行います。
このテープ固定は、患者様ご自身で着脱するバンドなどと異なり、医師が狙った最適な位置と圧迫度合いで数日間維持できるため、重力による下垂リスクを最小限に抑えるアプローチと考えられています。
肌に馴染む色のテープを使用するため、術後の見た目の負担にも配慮しております。
骨切り術後のたるみが気になっている方は、まずはお気軽に当院までご相談ください。
カイクリニック東京の骨切り後のたるみを改善する施術
すでにたるみが気になる場合は、改善を目的とした施術によって対処できる場合があります。
ここでは、カイクリニック東京で行っている施術をご紹介します。
ウルトラセルZi(HIFU)
ウルトラセルZiは、高密度焦点式超音波(HIFU)による熱エネルギーを、皮膚の深部にあるSMAS(表在性筋膜)層へ届ける施術です。
骨切り後の軽度のたるみやフェイスラインのもたつきに対し、皮膚を切開せずに引き締める効果が期待できます。
【リスク・副作用】
赤み、むくみ、施術中の鈍痛・熱感など
【ダウンタイムの目安】
- 赤みやむくみが生じた場合も、数時間〜数日程度で治まることが多い
- メイクは施術直後、シャワーは当日、入浴は翌日から可能
脂肪吸引
脂肪吸引は、皮膚を小さく切開し、カニューレと呼ばれる細い管を皮下へ挿入して脂肪を吸引する施術です。
骨切り後の頬やジョールファット、あご下などに脂肪が残り、フェイスラインのもたつきが目立つ場合に適しています。
ただし、余分な脂肪を減らす施術であり、余った皮膚そのものを引き上げるものではないため、たるみが強い場合は糸リフトや切開フェイスリフトなどを組み合わせることがあります。
【リスク・副作用】
腫れ、むくみ、赤み、内出血、感染、痛み、拘縮、皮膚の凹凸など
【ダウンタイムの目安】
- 術後2〜3日間は腫れや内出血が目立ちやすい
- 1〜2週間ほどで徐々に落ち着く
- 完成までの目安は約3か月
- 顔の脂肪吸引では翌朝までフェイスバンドを着用する
糸リフト(スレッドリフト)
糸リフトは、特殊な突起の付いた吸収糸を皮下へ挿入し、たるんだ皮膚を物理的に引き上げる施術です。
骨切り後に頬やフェイスラインの軽度から中等度のたるみが見られる場合に、皮膚を大きく切開せず輪郭を整える効果が期待できます。
【リスク・副作用】
腫れ、赤み、内出血、痛み、引きつれ感、皮膚の凹凸など
【ダウンタイムの目安】
- 軽い腫れやつっぱり感が、数日〜1週間程度続くことがある
- 洗顔とシャワーは当日、メイクは翌日から可能
切開フェイスリフト
切開フェイスリフトは、耳の周辺や生え際を切開し、余った皮膚とその下にある筋膜などの組織を引き上げて固定する手術です。
骨切りによって皮膚が大きく余り、HIFUや糸リフトでは十分な改善が難しい場合に選択肢となります。
【リスク・副作用】
傷痕、腫れ、赤み、痛み、内出血、むくみ、しびれ、左右差、アレルギー反応など
【ダウンタイムの目安】
- 術後2〜3日間は腫れや内出血が目立ちやすい
- 1〜2週間ほどで徐々に落ち着く
- 完成までの目安は約3か月
- 洗顔・シャワー・洗髪は翌日、入浴・運動・メイクなどは1週間後から可能
カイクリニック東京の骨切り手術・たるみ治療の症例
カイクリニック東京では、これまで多くの患者様に輪郭形成やたるみに配慮した施術をご提供してまいりました。
ここでは、実際に当院で行った症例をご紹介します。
輪郭×たるみ治療【40代女性】

【執刀医】
髙梨 遼
【施術内容・料金】
輪郭3点(1年前):¥2,530,000、切開リフト:¥2,200,000、ペリカン手術:¥1,100,000、裏ハムラ:¥495,000、目尻切開:¥264,000
【リスク・副作用】
腫れ、左右差、内出血、感染、傷痕、色素沈着、痛み、しびれ、知覚異常、骨の偏位、口腔内のひきつれ、顔面神経麻痺、たるみ、アレルギー反応など
骨切り手術をご検討中ならカイクリニック東京にご相談ください
骨切り手術を検討しているものの、術後のたるみが気になるという方は少なくありません。
カイクリニック東京では、たるみのリスクを踏まえたうえで、骨格や皮膚の状態に合わせた施術をご提案しております。
施術直後のテーピング固定によるたるみへの配慮、HIFU・脂肪吸引・糸リフト・切開フェイスリフトなど、たるみの程度に応じた改善施術もご用意しております。
骨切りや術後のたるみに不安をお持ちの方は、まずはお気軽に当院までご相談ください。
経験と知識を備えた医師が、ご要望やお悩みをうかがいながら、適した方法をご提案いたします。
まとめ
骨切り手術のあとにたるみが起こる場合がありますが、その原因を理解し、予防や改善の方法を知っておくことで対処できるケースもあります。
しかし、たるみの現れ方には個人差があり、適応の判断には医師による診察が欠かせません。
カイクリニック東京では、たるみのリスクまで見据えたカウンセリングと、術後のアフターケア体制を整えております。
骨切りや術後のたるみに不安をお持ちの方は、まずはお気軽に当院までご相談ください。
この記事の監修者
院長 播摩 光宣
所属学会
日本形成外科学会
日本美容外科学会(JSAPS)
称号・資格
日本形成外科学会 専門医
日本美容外科学会(JSAPS)専門医
経歴
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東京大学医学部医学科 卒業
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名戸ヶ谷病院 初期研修医
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東京大学医学部附属病院 形成外科・美容外科 特任臨床医
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東京大学医学部附属病院 形成外科・美容外科 助教
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関東中央病院 形成外科
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東京警察病院 形成外科・美容外科
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加藤クリニックANNEX 院長就任
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カイクリニック東京 院長就任