眉骨削りとは?施術内容・リスク・ダウンタイムを解説
鏡を見るたびに、額のゴツゴツした印象や眉まわりの張り出しが気になる方は少なくありません。
眉骨の突出は、額を硬く男性的に見せたり、目元を暗く見せたりする要因になることがあります。ただし、突出の背景は人によって異なり、適した術式も変わってきます。
そこで本記事では、眉骨削りの施術内容や向いている悩み、前頭洞骨切りとの違い、傷跡やダウンタイム、リスクまでを整理して解説します。
眉骨削りとは?
眉骨削りは、眉の上あたりにある骨の突出を削り、額から眉上にかけてのラインをなめらかに整える施術です。
眉骨とは、前頭骨のうち眉のすぐ上に位置する部分を指します。ここが前方に張り出していると、額全体が硬い印象になりやすい傾向があります。
眉骨削りでは、この眉弓部と呼ばれる骨を専用の器具で少しずつ削り、突出をなだらかにしていきます。
なお、骨の厚みを利用して形を整えるため、突出の程度や骨の状態によって、削れる範囲や仕上がりには個人差があります。
眉骨削りが向いている悩み・タイプ
眉骨削りは、すべての悩みに一律で適しているわけではありません。
ここでは、眉骨削りが向きやすい悩みと突出タイプを整理し、期待できる変化とあわせて解説します。
額のゴツゴツ感や険しい印象が気になる方
眉弓部の骨が厚く張り出しているタイプは、眉骨削りが向きやすい傾向があります。
眉上の骨が前方に出ていると、額に凹凸が生じ、ゴツゴツした硬い印象や、険しく男性的な印象につながりやすくなります。
このタイプでは、張り出した骨を削ることで額のラインがなだらかになり、顔全体の印象がやわらかく見える場合があります。
ただし、変化の程度には個人差があり、骨の厚みや突出の状態によって削れる範囲は異なるため、自分がこのタイプに当てはまるかどうかは、医師の診察による判断が必要です。
目元が暗く見えることが気になる方
眉骨の張り出しは、目元の印象にも影響することがあります。
眉上の骨が前方に出ていると、その部分に影ができやすく、目元が奥まって暗く見える傾向があります。
そこで、眉骨削りで突出をなだらかにすることによって、影が和らぎ、目元が明るく見える効果が期待できます。
ただし、目元の印象は眉骨だけでなく、まぶたや眼球の位置など複数の要素が関わります。眉骨削りだけで変化を得られるとは限らないため、原因の見極めが大切になります。
前頭洞の張り出しが関わるケースは注意が必要
額の突出には、眉骨だけでなく前頭洞が関わっている場合があります。
前頭洞とは、眉の内側から額の中央にかけて存在する空洞です。この前頭洞の前壁が大きく前方に張り出している場合、骨を削るだけでは十分な変化が見込めないことがあり、別の術式が検討対象になります。
しかし、自分の突出が骨の厚みによるものか、前頭洞の張り出しによるものかは、見た目だけでは判断が難しいため、医師による診察を受けたうえで術式の検討を相談することが大切です。
眉骨削りと前頭洞骨切りの違い
眉骨削りと前頭洞骨切りの大きな違いは、眉骨の表面を削るのか、骨を切り離して後方へ動かすのかという点です。
| 比較項目 | 眉骨削り | 前頭洞骨切り |
| 施術方法 | 張り出した眉骨の表面を削り、なだらかに整える | 前頭洞の前壁を切り離し、後方へ移動させて固定する |
| 主な適応 | 骨に十分な厚みがあり、削ることで改善が見込める場合 | 前頭洞の前壁が大きく張り出し、削るだけでは十分な改善が難しい場合 |
| 変化の範囲 | 削れる骨の厚みによって限られる | 眉骨を大きく後退させられる可能性がある |
| 選択の目安 | 眉骨削りで対応できる突出 | 眉骨削りでは対応しにくい強い突出 |
眉骨の内側には前頭洞という空洞があるため、骨の厚みや突出の状態によっては、眉骨削りで削れる量に限界があります。
ただし、突出が強いからといって、必ず前頭洞骨切りが必要になるわけではありません。どちらが適しているかは見た目だけでは判断できないため、CT検査などで骨の厚みや前頭洞の位置を確認したうえで、医師が施術方法を判断します。
眉骨削りの傷跡・ダウンタイム・リスク・副作用
眉骨削りを検討するうえで、傷跡やダウンタイム、リスクは事前に把握しておきたいポイントです。
ここでは、切開位置と傷跡の残り方、回復までの目安、起こり得るリスクを順に解説します。
切開位置と傷跡の残り方
眉骨削りでは、傷跡が目立ちにくい部位からのアプローチが選択される場合があります。
切開位置は突出の状態や術式によって異なり、どの方法が適するかは医師が判断します。外から見えにくい位置が用いられることもありますが、具体的な方法はクリニックや骨の状態によって変わります。
傷跡の目立ちにくさには個人差があり、体質や術後のケアによっても回復の状態は変わります。傷跡が完全に残らないと断定できるものではないため、事前に医師へ確認しておくと安心です。
ダウンタイムの目安
眉骨削りの後には、腫れや内出血などのダウンタイムが生じます。
術後1〜2週間は強い腫れが出ることが多く、一時的に目が開きにくくなる場合もあります。その後徐々に落ち着いていきますが、仕上がりが完成するまでには1〜3か月程度の期間を見ておく必要があります。
回復のスピードには個人差があり、体質や術式によっても異なります。仕事や予定への影響を抑えるため、施術前にスケジュールを調整しておくようにしましょう。
リスク・副作用
眉骨削りには、以下のようなリスク・副作用があります。
| 腫れ | 左右差 | 内出血 | 感染 | 知覚異常 |
| 傷痕 | 脱毛 | 痛み | しびれ | たるみ |
| 顔面神経麻痺 | 前頭洞の穿孔 | アレルギー反応 | ー | ー |
これらのリスクは、体質や骨格、術式によって起こりやすさが異なります。リスクを十分に理解したうえで検討することが大切なため、気になる点は事前に医師へ確認するようにしてください。
眉骨削りで失敗しないクリニックの選び方
眉骨削りは額という顔の上部を扱う施術で、技術差が仕上がりに直結するため、後悔を避けるためにも、慎重なクリニック選びが欠かせません。
ここでは、確認していただきたい3つのポイントを解説します。
顔面骨切りの症例数と医師の専門性
顔面の骨切りは、骨や神経、血管の位置を正確に把握したうえで、精密な技術が求められる領域です。
そのため、クリニックを選ぶ際は、眉骨や額領域を含む顔面骨切りの症例数が豊富かどうかを確認しましょう。あわせて、形成外科や美容外科の専門医資格を持つ医師が在籍しているか、学会発表などの専門的な活動実績があるかも判断材料になります。
骨切りはやり直しが難しい施術のため、経験を積んだ医師に相談することが大切です。
CT診断とカウンセリングの丁寧さ
眉骨の突出が骨の厚みによるものか、前頭洞の張り出しによるものかは、CT検査で確認できます。
そのため、信頼できるクリニックは、3D-CTを用いて、前頭洞の広がりや骨の厚みをミリ単位で徹底的に測定し、骨格にあった診断を行います。
また、施術のメリットだけでなく、リスクやダウンタイムまで誠実に説明してくれるかどうかも重要なポイントです。
適応外と判断した場合に正直に伝えてくれるか、押し売りや即決を迫らないかも、あわせて確認しておきましょう。
傷跡への配慮とアフターケア体制
眉骨削りは、術後のフォロー体制まで含めて選ぶことが大切です。
切開位置に配慮し、傷跡が目立ちにくいよう工夫しているかは確認しておきたい点です。あわせて、術後の経過観察スケジュールが明確か、腫れや痛みへの対応、緊急時の連絡体制が整っているかも確認しましょう。
万が一のトラブル時に再診や修正対応があるか、アフターケア費用が明示されているかも、安心して施術を受けるための判断材料になります。
カイクリニック東京の眉骨削りの症例
カイクリニック東京で実際に行った眉骨削りの症例をご紹介します。

【執刀医】播摩 光宣
【施術内容】眉骨削り:¥880,000
【リスク・副作用】腫れ、左右差、内出血、感染、傷痕、色素沈着、痛み、しびれ、知覚異常、 骨の偏位、顔面神経麻痺、たるみ、アレルギー反応など
眉骨削りをご検討中ならカイクリニック東京にご相談ください
カイクリニック東京では、眉骨の突出にお悩みの方へ、骨格に合わせた外科的アプローチをご提案しております。
眉骨削りは、突出の原因や骨の状態によって適した方法が異なります。当院では、3D-CTを用いた診断と骨切り術の実績をもとに、患者様一人ひとりの骨格を確認したうえで、リスクを含めた丁寧なご説明を心がけております。
眉骨の突出が気になる方は、まずはお気軽に当院までご相談ください。
まとめ
眉骨の突出には、眉弓部の骨の厚みによるものと、前頭洞の張り出しによるものがあり、それぞれ適した術式が異なり、骨の厚みが主な原因であれば眉骨削りが、前頭洞の張り出しが大きい場合は前頭洞骨切りが検討対象となります。
眉骨削りには傷跡やダウンタイム、腫れや内出血、知覚異常などのリスクもあるため、内容を正しく理解したうえで検討することが大切です。
また、額の骨切りは技術差が結果に影響するため、症例数や医師の専門性、CT診断の有無、アフターケア体制を確認してクリニックを選ぶことが重要です。
カイクリニック東京では、骨切り術の実績をもとに、一人ひとりの骨格やお悩みに合わせた診断とご提案を行っております。
眉骨の突出にお悩みの方は、まずはお気軽に当院までご相談ください。
この記事の監修者
院長 播摩 光宣
所属学会
日本形成外科学会
日本美容外科学会(JSAPS)
称号・資格
日本形成外科学会 専門医
日本美容外科学会(JSAPS)専門医
経歴
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東京大学医学部医学科 卒業
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名戸ヶ谷病院 初期研修医
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東京大学医学部附属病院 形成外科・美容外科 特任臨床医
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東京大学医学部附属病院 形成外科・美容外科 助教
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関東中央病院 形成外科
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東京警察病院 形成外科・美容外科
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加藤クリニックANNEX 院長就任
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カイクリニック東京 院長就任