鼻翼基部が顔立ちに与える影響|美容医療でできる改善方法を解説
鏡を見るたびに鼻の横のへこみやほうれい線が気になり、たるみはそれほどないのに、なんとなく老けて見えると感じる方は少なくありません。
その印象には、実は「鼻翼基部(びよくきぶ)」という部位が関わっている場合があります。
この記事では、鼻翼基部の位置や役割から、顔立ちに与える影響、後退する原因、美容医療でできる改善方法までを詳しく解説します。
鼻翼基部とは?
鼻翼基部は、顔の中央部分の印象を支える土台のひとつです。
はじめに、鼻翼基部がどこにある部位なのか、そして混同されやすい部位との違いを解説します。
鼻翼基部の位置と役割

鼻翼基部とは、小鼻の付け根、鼻翼の外側からほうれい線が始まるあたりに位置する部位を指します。
この部分は上顎骨などの骨格と、その上に乗る軟部組織によって形づくられており、鼻先の土台にあたる役割を担っています。
顔の中央部分の立体感や口元の印象を左右する部位であり、高さや前後の位置によって、横顔のバランスや顔の奥行きの印象が変わることがあります。
鼻翼基部と混同しやすい部位
鼻翼基部とよく混同される部位に「鼻柱基部(びちゅうきぶ)」があります。
鼻柱基部は、左右の鼻の穴の間にある柱状の部分の下側、唇に近いあたりを指す部位です。
鼻翼基部が小鼻の付け根にあるのに対し、鼻柱基部は鼻の中央寄りに位置するという違いがあります。
気になっている箇所がどちらにあたるかは、見た目だけでは判断が難しい場合があるため、自己判断はせず、診察時に医師へ確認することをおすすめします。
鼻翼基部が顔立ちに与える影響
鼻翼基部の状態は、ほうれい線や口元、中顔面の印象と深く関わっています。
ここでは鼻翼基部が後退することで顔立ちにどのような影響が現れるのかを、3つの観点から解説します。
ほうれい線が目立つ印象との関係
鼻翼基部は、ほうれい線が始まる起点にあたる部位です。
そのため、この部分が後退してへこんでいると、肌のたるみがそれほどない場合でも、ほうれい線が深く見えてしまうことがあります。
ただし、ほうれい線の見え方には皮膚のたるみや脂肪の量など複数の要因が関わります。原因を正確に特定するには、医師による診察が必要になります。
口元の突出感や老け見えとの関係
鼻翼基部が後退していると、相対的に口元が前に出ているように見えることがあります。
その結果、口ゴボのような印象や、顔全体が平面的で老けた印象につながる場合があります。
口元の突出感は、骨格や歯並び、鼻翼基部の状態などが複合的に関わることが多い部分となるため、気になる場合は、関連する部位とあわせて医師に相談することをおすすめします。
小鼻や中顔面の印象との関係
鼻翼基部のへこみは、付け根の部分に影ができることで、顔の中央が奥まって見える場合があるため、小鼻が広がって見える印象や、中顔面の立体感の不足にも関わることがあります。
ただし、小鼻の広がりは鼻翼そのものの形が要因となっているケースもあり、原因によって適した対応は異なります。自己判断はせず、診察で状態を確認するようにしてください。
鼻翼基部が後退する主な原因
鼻翼基部の後退には、大きく分けて骨格による先天的な要因と、加齢による変化の2つがあります。
ここでは、それぞれの要因がどのように鼻翼基部の状態に関わるのかを解説します。
骨格による先天的な要因
鼻翼基部の後退には、生まれつきの骨格が関わっている場合があります。
その多くは、鼻の土台となる上顎骨の発達が控えめなことによるとされており、上顎骨の張り出しが少ないと、その上に位置する鼻翼基部も後退しやすくなります。
こうした骨格的な特徴は、顔の中央が平面的に見えやすい傾向と関連することがあり、比較的アジア人にみられるといわれています。
生まれつきの要因による場合は、セルフケアでの変化が期待しにくいケースが多いです。
加齢による変化
加齢も、鼻翼基部のへこみが目立つ要因のひとつです。
年齢を重ねると、土台となる骨が痩せる変化や、頬の脂肪・皮膚が下がる変化が起こることがあります。これらにより、若い頃よりも鼻翼基部のへこみが目立ちやすくなる場合があります。
加齢による変化は、ほうれい線や口元のたるみと重なって現れることも少なくありません。
そのため、へこみの原因が鼻翼基部によるものか、たるみによるものかは、診察で見極める必要があります。
カイクリニック東京による鼻翼基部への外科的アプローチ
鼻翼基部の改善には、ヒアルロン酸注入による方法と、鼻翼基部形成手術(貴族手術)があります。
それぞれ特徴やダウンタイム、リスクが異なるため、ここでは2つの施術内容を順にご紹介します。
なお、いずれも自由診療にあたり、適応の判断には医師の診察が必要です。
ヒアルロン酸注入
ヒアルロン酸注入は、へこんだ部分にヒアルロン酸を注入してボリュームを出し、影を目立ちにくくする施術です。
ヒアルロン酸はもともと人の体内に存在している成分のため、肌なじみがよく、ダウンタイムも比較的少ないという特徴があります。
また、メスを使用しないため、切開に抵抗がある方に検討されることの多い施術です。
ヒアルロン酸注入は鼻翼基部のへこみ、ほうれい線ができ始める部分、口元の突出感、平面的な印象が気になる方に向いている一方で、時間の経過とともに体内へ吸収されるため、効果の持続期間には限りがあります。
- ダウンタイム:腫れや赤みが出ることがありますが、2〜3日ほどで落ち着くことが一般的です
- 副作用・リスク:腫れ、内出血、稀に血流障害(血管内注入)や感染、アレルギー反応
【料金】
| ジュビダーム・レスチレン | 1本 | ¥110,000 |
| 2本 | ¥209,000 | |
| 3本 | ¥297,000 | |
| 4本 | ¥374,000 | |
| 5本 | ¥440,000 | |
| 6本目以降 1本 | ¥88,000 |
鼻翼基部形成術(貴族手術)
鼻翼基部形成術(貴族手術)は、鼻の土台から前に出し、陥没した印象を解消する施術です。
プロテーゼや軟骨を用いて鼻の土台を物理的に持ち上げる方法で、長期間にわたり効果が続きやすく、傷跡も目立ちにくいという特徴があり、鼻整形とあわせて行うことで、より変化を実感しやすくなります。
また、ヒアルロン酸注入では持続期間に限りがあるのに対し、こちらは土台そのものにアプローチするため、より根本的な改善を検討したい方に向いています。
- ダウンタイム:術後に腫れや内出血が生じる場合がある
- 副作用・リスク:腫れ、赤み、内出血、痛み、引きつれ感、凹凸(時間とともに改善)
【料金】¥275,000
貴族手術(鼻翼基部形成)を詳しく見てみる鼻翼基部の治療を選ぶときのポイント
鼻翼基部の治療は、原因の見極めとカウンセリングでの確認が、後悔しないためには重要です。
ここでは、治療方法を検討するうえで押さえておきたい2つのポイントを解説します。
原因の見極めが大切な理由
鼻翼基部のへこみやほうれい線の見え方には、骨格や加齢、脂肪、たるみなど複数の要因が関わることがあります。
そして、骨格が要因の場合と、加齢によるたるみが要因の場合とでは、検討される施術の方向性が変わるため、原因によって適した治療は異なります。
これらの要因は自分では判断が難しい部分なため、診察で状態を確認してもらうことが、後悔しないための第一歩となります。
カウンセリングで確認したいこと
カウンセリングでは、自分の悩みに対する適応、リスクや副作用、ダウンタイム、費用、仕上がりのイメージ、修正対応などを、事前に確認しておきましょう。
気になる点はあらかじめ整理し、わからないことは遠慮なく質問するようにしてください。
説明の丁寧さや対応の納得感が、クリニックを選ぶうえでの判断材料のひとつとなります。
カイクリニック東京による鼻翼基部に関する症例
ここでは、カイクリニック東京で実際に行われた、鼻翼基部へのアプローチを含む症例をご紹介します。
中顔面形成(鼻フル+貴族手術)

【執刀医】
播摩 光宣
【施術内容】
鼻フル(鼻尖形成術:¥330,000、鼻中隔延長術:¥495,000、隆鼻術:¥330,000、肋軟骨採取:¥660,000、耳介軟骨採取(片側):¥165,000)、鼻翼基部形成術(貴族手術):¥275,000
【リスク・副作用】
腫れ、左右差、内出血、感染、傷痕、色素沈着、痛み、しびれ、知覚異常、骨の偏位、口腔内のひきつれ、顔面神経麻痺、たるみ、アレルギー反応など
鼻フル

【執刀医】
齋藤 隆文
【施術内容】
肋軟骨採取:¥660,000、耳介軟骨採取:¥165,000、鼻中隔延長:¥495,000、鼻尖形成:¥330,000、鼻翼基部形成:¥275,000、全身麻酔:¥220,000、FatXcore(1バイアル|あご下):¥165,000
【リスク・副作用】
腫れ、内出血、痛み、浮腫み、赤み、傷痕、感染など
鼻翼基部に関するお悩みはカイクリニック東京までご相談ください
鼻翼基部のへこみやほうれい線の見え方には、骨格や加齢、たるみなど複数の要因が関わることがあり、原因によって適した治療は異なります。
自分では原因の見極めが難しいため、まずは専門医に相談し、ご自身の状態を正しく把握することが、納得のいく選択につながります。
カイクリニック東京では、患者様一人ひとりの骨格やお悩みを確認したうえで、ヒアルロン酸注入から鼻翼基部形成術(貴族手術)まで、状態やご希望に合わせた方法をご提案しております。
リスクやダウンタイム、費用についても事前に丁寧にご説明したうえで、ご納得いただける治療方針を一緒に考えさせていただきますので鼻翼基部に関するお悩みのある方は、まずは当院までご相談ください。
まとめ
鼻翼基部は、小鼻の付け根に位置し、顔の中央部分の立体感や口元の印象を支える土台のひとつです。
この部分が後退すると、ほうれい線が深く見えたり、口元が突出して見えたりと、老けた印象につながる場合があります。
その要因には、骨格による先天的なものと加齢によるものがあり、原因によって適した改善方法は異なります。
カイクリニック東京では、一人ひとりの状態に合わせた診断とご提案を行っております。
「鼻の横のへこみやほうれい線をどうにかしたい」
このようなお悩みのある方は、まずはお気軽に当院までご相談ください。
患者様一人ひとりが目指す美を手に入れるために、精一杯お手伝いさせていただきます。
この記事の監修者
院長 播摩 光宣
所属学会
日本形成外科学会
日本美容外科学会(JSAPS)
称号・資格
日本形成外科学会 専門医
日本美容外科学会(JSAPS)専門医
経歴
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東京大学医学部医学科 卒業
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名戸ヶ谷病院 初期研修医
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東京大学医学部附属病院 形成外科・美容外科 特任臨床医
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東京大学医学部附属病院 形成外科・美容外科 助教
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関東中央病院 形成外科
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東京警察病院 形成外科・美容外科
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加藤クリニックANNEX 院長就任
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カイクリニック東京 院長就任